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河野 雅行氏

プロフィール

河野会長1

かわの まさゆき/西都市出身。1970年鹿児島大学医学部卒業、第一外科に入局。1976年に宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)の整形外科に転じ、36歳で開業。2008年より宮崎県医師会の副会長を務め、2014年6月より会長に就任。

地域医療の扇の要となる医師会の組織力、逆境に立ち向かう医師たちに追い風を。

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医師会の役割とは?

医師の使命は、県民の生命と健康を守る事であり、医師会はその医師の集合体ですから、現場の医師がその使命を全うできるような環境を整えたり、調整役となって事業を進めることが仕事です。健康診断や予防接種などの委託事業も医師会が受け、会員に実施してもらうのも役目のひとつです。

地域医療の課題とは?

一番のネックは医師・看護師の人手不足です。今は専門の細分化が進みすぎて、内科だけでも10人の専門医が地域に必要という状況になっています。昔のようになんでも診る医師が少なくなるとともに、患者さんの方も専門医の診療を求める傾向が強くなっていますので、10人いても足りないかもしれません。

臨床研修医の確保のために

医師会だけで出来ることではありませんので、研修病院と行政と組織した宮崎県臨床研修運営協議会で、レジナビやeレジフェア、首都圏医師との交流会などを通じ、県外の医学生や医師との接点を持つようにしています。今年のレジナビ東京での宮崎県ブース来場者は50名、隣の沖縄県は273名だったと聞いています。多く集まるところは予算も人員も割いて取り組んでいますね。実際研修医も150名近く集まっていて宮崎の3倍です。なぜ魅力があるのかもっと分析する必要があります。聞くところによりますと、沖縄は少し特殊な事情があって、米国統治時代、特殊留学生という形で全国の医大へ優秀な学生を入学させ、全員沖縄に戻して医療教育体制を整えていったという経緯があります。地道な活動が実を結んでいると言えます。

河野会長3

魅力的な場をつくるには

医学に対する貪欲な興味がある人にとっては、勉強のできる場が欲しい。外科であればたくさん手術をさせてくれるところ、基礎であれば研究をさせてくれるところを選びます。雇用条件も重要です。給与や宿舎や待遇などに格差があるとやはり整っている中央の病院に流れて行ってしまいがちです。そこに負けない環境づくりが大事です。

中堅医師の確保のために

自治医科大学卒の先生方の義務年限終了後のポジションがないということが問題です。第一線でバリバリやっていける先生ばかりですので、そのまま県内に残ってもらう施策や環境整備が必要です。県立病院で昔の医局のように一定数を確保しておいて、医師不足の地域に派遣しつつ、帰ってきて後進の指導に当たるという仕組みがあるといいですね。

医師会の取り組みは?

医師会では県からの委託を受けて、10年近く指導医の養成を行っています。毎年30名以上の方が講習を終了していますので数百名は巣立っていると思います。最初は宮崎県だけでは実施できず、東京まで講習を受けに行っていました。次の段階で宮崎に講習会の指導者を呼び、教育方法やカリキュラムの立て方などをレクチャーしてもらいました。昔のように黙ってついて来いという指導では通用しませんから、研修医が勉強しやすいようにアドバイスする指導法を学んでいます。

河野会長4

女性医師の活躍を

医学に対する貪欲な興味がある人にとっては、勉強のできる場が欲しい。外科であればたくさん手術をさせてくれるところ、基礎であれば研究をさせてくれるところを選びます。雇用条件も重要です。給与や宿舎や待遇などに格差があるとやはり整っている中央の病院に流れて行ってしまいがちです。そこに負けない環境づくりが大事です。

有床診療所が減っている

自治医科大学卒の先生方の義務年限終了後のポジションがないということが問題です。第一線でバリバリやっていける先生ばかりですので、そのまま県内に残ってもらう施策や環境整備が必要です。県立病院で昔の医局のように一定数を確保しておいて、医師不足の地域に派遣しつつ、帰ってきて後進の指導に当たるという仕組みがあるといいですね。

医師としてのバックボーン

医師会では県からの委託を受けて、10年近く指導医の養成を行っています。毎年30名以上の方が講習を終了していますので数百名は巣立っていると思います。最初は宮崎県だけでは実施できず、東京まで講習を受けに行っていました。次の段階で宮崎に講習会の指導者を呼び、教育方法やカリキュラムの立て方などをレクチャーしてもらいました。昔のように黙ってついて来いという指導では通用しませんから、研修医が勉強しやすいようにアドバイスする指導法を学んでいます。

ぜひ宮﨑へ

宮崎県は行政や大学との関係が良いのも特徴です。自然や人情味、食生活も魅力です。今後は宮崎に籍を置きながら、国内留学や海外留学もできるようなチャンスを作っていきたいと考えておりますので、熱心な指導医のもと、ぜひ宮崎で研修を積んでいただければと思います。行政の理解や、大学病院との連携を図りながら、三者が協力して宮崎の医療を良い方向に導きたいと思っています。

最後に先生にとっての医療とは?

我人生

宮崎県地域医療支援機構(事務局:宮崎県医療薬務課)
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