宮崎県ドクターヘリ導入記念シンポジウム開催
2012年4月25日 更新
ドクターヘリの運行開始を記念して、平成24年4月25日(水)に、ニューウェルシティ宮崎で記念シンポジウムが開催されました。
シンポジウムは、「基調講演」と「パネルディスカッション」からなり、医療関係者をはじめ、消防や行政関係者等多くの方々が参加されていました。
基調講演では、認定NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク理事長國松孝次氏(元警察庁長官、元スイス大使)を迎え、「命の危機管理とドクターヘリ」と題した貴重なお話を聞くことができました。
中でも印象的だったのが、基調講演のサブタイトル「ドクターヘリがつなぐ命のリレー」です。國松氏によれば、「ドクターヘリ」がある小学生の自由研究の題材となっており、その自由研究で使われていた言葉がこのサブタイトルとのことでした。また、小学生の自由研究になるぐらい、「ドクターヘリ」が国民の間に浸透してきている。」と感じたそうです。
「ドクターヘリが命をつなぐ」、これこそが「命の危機管理(どうやったら命をより良く救えるのか?)」であり、東日本大震災以降の最大の命題だと力強く話され、感銘を受けました。