本院では、診療・教育・研修を通じて「社会に貢献する」ことを理念として掲げております。　
　専門研修においては、県内外の122施設と協力し、日本専門医機構認定の基本19領域とほぼ全てのサブスペシャルティ領域の専門医資格を取得できます。
　県内唯一の特定機能病院として、先端医療から地域医療まで幅広く経験することができるのも魅力の１つです。

　大正10年に設立された当院は、宮崎市中心部に位置し、24診療科を有する地域の中核的病院としての役割を担っています。
　「第三次救急医療施設」、「地域がん診療連携拠点病院」等の他、多くの専門学会認定医・専門医の研修・教育（関連）施設に指定されています。
　令和４年の新病院移設に伴い、ＩＣＵや手術室、救急総合診療センター等をより充実させ、高度・急性期医療の中核として宮崎県の医療を支えています。

　宮崎県北部の中心都市である延岡市に位置し、医療人口23万人・宮崎県面積40％の二次・三次救急医療を担う中核的医療機関です。
　広範な医療圏を担う当院では、プライマリ・ケアから重篤な疾患の診断・高度先進治療まで、多種多様な症例が経験可能です。
　特に救急医療や急性期医療に力を入れており、救急患者への対応力を磨くと同時に、各科の専門知識・技術を深めることが可能です。

　理念「患者さんやご家族に納得していただける医療・介護・福祉サービスを継続して提供します」のもと、宮崎東諸県医療圏・近隣医療圏にある連携施設・特別連携施設とともに、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練され、必要に応じた可塑性のある内科専門医として宮崎県全域を支える内科専門医の育成を行っています。

　地域の『かかりつけ医療機関』として、宮崎県内の4診療所、介護支援事業所、訪問看護事業所、グループホーム、小規模多機能施設とともに、24時間いつでもお応えできる医療機関として機能しています。
　当院は、内科、外科、小児科として医療活動を中心に県内約5万人の医療生協の組合員さんとともに保健予防活動、健診活動にも力を入れ、地域での健康づくりも担っています。

　急性期の病院として、外来来院数・手術症例数ともに多くの実績を有し、脊椎・スポーツ外傷・各種人工関節等を主とした診療を展開しています。

　人口１万人、高齢化率40％弱の都農町における唯一の病床を有する医療機関であり、宮崎大学医学部寄附講座が設置され、地域包括ケアの核として外来・救急・入院・在宅医療を担っています。

　当院は、昭和59年４月に会員の紹介入院を主体にした共同利用施設・開放型病院として開院しました。
　以降、病院理念を遵守しつつ、かかりつけ医との密接な連携を図りながら、地域の基幹病院として急性期疾患を中心とした医療を担っており、令和4年度からは、基幹型臨床研修指定病院として初期臨床研修医の受入れを行っております。

　当院は入院307床（精神科一般病棟54床・精神療養病棟166床・認知症治療病棟45床・精神科急性期治療病棟42床）の精神科病院です。
　外来部門では、精神科訪問看護、精神科デイケア・デイナイトケア、重度認知症デイケアを行っています。
　また、認知症疾患医療センターやアルコール依存症専門医療機関の指定を受けており、専門性の高い医療を提供しています。