機構とは



宮崎県地域医療支援機構とは

「宮崎県地域医療支援機構」は、医師のキャリア形成支援や医師不足病院の支援、臨床研修医の確保など、医師の地域偏在を解消し、地域医療提供体制の充実を図ることを目的とし、宮崎大学、県医師会、市町村及び県が構成機関となり、平成23年度に設立されました。
宮崎県は、将来の地域医療を担う医師の育成と、即戦力となって本県の地域医療に取り組んでいただく医師の招へいに、全力で取り組みます。

取組への想いとコンセプト

当機構のシンボルロゴには、

  • 当機構が架け橋となって、
  • 医師・医学生、医療機関、地域という3つの柱がよりしっかりとつながり、
  • 宮崎県全体で地域医療を支える、

という想いが込められています。

宮崎県知事メッセージ

 宮崎県知事の河野俊嗣(こうのしゅんじ)です。

 本県では、医師の県央部への集中による地域偏在や、全県的に進んでいる医師の高齢化、さらには小児科、産科等の医師不足など、地域医療を取り巻く課題が山積しておりますが、こうした課題に対応し、県内の医療提供体制を再構築するために、行政、大学、医師会等の関係機関が連携して、様々な取組を行っています。

 その取組の柱として、平成23年10月に設立した組織が「宮崎県地域医療支援機構」であり、この機構において、地域医療に従事する医師に対するキャリア形成等のサポートや、医師不足病院への医師招へいなどを積極的に推進していくこととしています。

 また、平成24年4月からは、宮崎大学医学部附属病院に救命救急センターが開設され、これにあわせてドクターヘリが運行されており、中山間地域や遠隔地を抱える本県において、救命率の向上や後遺症の軽減に大きな効果があるものと考えています。

 さらに、県内各地域では、「地域医療を守る条例」の制定をはじめ、住民を主体とする地域医療を守る活動が活発化しています。県としても、NPO法人等が実施する住民研修会やシンポジウム開催等への支援を行っていますが、こうした活動が県全体に広がっていくことを期待しています。

 宮崎は、医師を育て、医師を招き、県民をあげて医師を支えます。今、宮崎の医療は、多くの方々の力で大きく飛躍しようとしています。

 医師の皆様、是非、宮崎の地であなたのキャリアを生かしていただき、宮崎の地域医療を、そして、宮崎県民の暮らしを支えていただくよう、御支援、御協力を心よりお願いいたします。

宮崎県知事
河野 俊嗣